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井仁の棚田
井仁の棚田は、平成11年に広島県内で唯一、農林水産省の「日本の棚田百選」に選ばれました。現在では、地域内の高齢化により維持が難しい状況となっていますが、住民が中心となって、維持や活性化を目的として、田植え体験会や棚田オーナー制度の導入などの活動を行っています。井仁は広島市から北西に約60kmに位置し、 広島市から車で一時間ほどで行ける場所にあります。標高450~550mに位置し、四方を山に囲まれた美しい棚田が広がっており、桃源郷のように見られるため、マチュピチュをもとに「いにぴちゅ」と呼ばれています。水田に引き入れている水は質が高いため品質の良いコメが生産されています。また、広島市内を流れ太田川の上流に位置しているため、水源涵養や環境、国土保全の観点から重要な役割を果たしています。
棚田カフェ イニ ミニ マニモ
2017年9月にオープン。棚田を見て楽しむだけでなく、落ち着いてゆっくりしながら山の幸を食べて満喫できる、場所があったらいいのに…という思いを形に、カフェという場所をつくりました。棚田を一望しながら、井仁の棚田や安芸太田町で収穫したお米や野菜、果物を使ったランチやデザートを味わうことができます。井仁を守り受け継いできた住民の方々と交流もできるかもしれません。